2013年7月20日土曜日

待ち行列モデルとストレージ性能のあれこれ

お仕事の1つにストレージの設計・管理をやってます。で、性能調査をすることがあって、今一度パフォーマンスの整理をしてみたので、忘れないうちにメモメモ

大学時代にやった記憶がある待ち行列理論がでてきて、、懐かしい・・というより頭痛?
勉強って役に立つんだねぇ~(あるあるネタですね)。

まだまだこれからですが、とりあえず。

・ResponseTime = QueueLength × Service time

 そのストレージの中では、
  ResponseTime → ストレージ(のコントローラ)に入ってきてから、出ていくまでの時間
   QueueLength    → ストレージのコントローラで待ち行列に入っている数
   Service time  → ストレージ内部での処理時間
 となるとのこと。

 これはM/M/1モデルの
  Tw = Ts * ρ/ (1−ρ)
  Lw = ρ/ (1−ρ)
   ・Tw:待ち時間の平均 (ResponseTime)
   ・Lw:待ち行列の長さ    (QueuLength)
   ・Ts:平均サービス時間 (ServiceTime)
 の考えですね。へー、へー、なんか実感。

・ServiceTime = Utlization ÷ Throughput(IOPS)
 ※ Utlization × (1 ÷ Throughput)のほうがしっくりくるのかな?

 そのストレージの中では、
  Utilization   → コントローラのCPU使用率
   Throughput  → ストレージのスループット(1秒間あたりに捌くIOの数)
 となりそう(確認中)。


 随時更新していこう。

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